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※人間は全オリジナル。 俺設定とかあるかもしれません。ご注意。 「にしからのぼったおひさまが、ひがし~にし~ず~む~」 俺は鼻歌を歌いながら帰路についている。 端から見ればアホにしか見えないだろう。 しかし、俺が良ければ全て良し。これでいいのだ。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 出やがった。 説明するまでも無いだろうがこいつらは通称「ゆっくり」。喋るウザい饅頭である。 今、目の前にいるゆっくりは二匹。 れいむとまりさのセット。一番オーソドックスな組み合わせである。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 俺はゆっくりは嫌いだ。でも虐めるのは好きだ。 最近は自分の家にホイホイ連れ込んだゆっくりを虐待するのが趣味となっている。 何せもう高三だ。ムシャクシャすることはいくらでもある。 だが単なるストレス発散としてではなく、己の欲を満たすためにやっているのだ。 こいつらをいたぶると最高の快感を得ることができる。 故に俺はこの世の全てのゆっくりは虐待され快感を満たすためだけに存在していると思っている。 そうでなければ、こんなクソッタレ共の存在を認められるか。 愛護派なんてのもいるらしいが、俺からすればそんなもんイカレポンチの集まりだ。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 あれ。おかしいな。 いつもならこの辺で「おにいさんはゆっくりできるひと?」「ゆっくりできるならまりさたちにたべものをちょうだいね!!!」 とか言ってきそうなものである。 だがこいつらは遭遇してからずっと「ゆっくりしていってね!!!」としか言わない。 どうなってるんだ。 だか、ちょっと考えてみればその答えはすぐにわかった。 こいつらはいわゆる「スタンダード型」…ただ純粋にゆっくりして欲しいだけの奴らなのだ。 今時は横柄かつ図々しい口調のゆっくりばかりだ。俗に言う「ゆっくりずむ」である。 最近はそういったクソみたいな連中しかいないと思っていたのだが、そうでもなかったらしい。 おそらく、今まで人里に降りておらず、ゆっくりした結果がこれなのだろう。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 …だがいくらゆっくりずむ宣言をしていないとは言え憎たらしいツラは変わりない。 おまけに「ゆっくり~」連呼されるのも普通にウザい。 普通の(ゆっくりずむ)ゆっくりならこの場で簡易虐待するのだが、こいつらはまぁ「ウザい」だけなので 一発ずつ蹴りを入れてやるだけにしておく。 「ゆぶぅっ!!!」 「ゆべぇっ!!!」 放物線を描きながら近くの草むらまで飛んでいくゆっくり共。 その様子をみた俺は再び鼻歌を歌いながら帰路についた。 「「ゆっ、ゆっくりしていってよー!!!」」 後ろからそんな声がしたような気がしたが別にそんなことはなかったぜ! 「やなぎのえだ~にねこがいる だから~ねこやなぎ~」 ゆっくりを蹴っ飛ばしてちょっぴりすっきり気分の俺は河原を通りかかった。 よく子供達が野球をしたりサッカーをしたりミントンしたりモンハンごっこをやってる場所だ。 しかしもう夕暮れ時、遊んでいる子供達はいない。代わりにいたのは… 「ゆっくりできないめーりんはしね!!!」 「ゆっへっへ!!!くずめーりんはこのまりささまのさいきょうでんせつのいしずえとなるがいいんだぜ!!!」 「むきゅ!ことばもはなせないていれつしゅのくせになまいきよ!ぱちぇみずからがいんどうをわたしてくれるわ!」 めーりんがれいむ、まりさ、ぱちゅりーの三匹にリンチされている。最近はよくある光景だ。 めーりん種は面の皮が厚いらしく、他のゆっくりより頑丈だが言葉を喋ることができない。 故に他のゆっくり共から忌み嫌われている。ゆっくりはどうも異端の存在を受け入れられない性質があるらしい。 このまりさ種はゆっくりずむに磨きがかかった通称「だぜまりさ」。 その名の通り語尾に「だぜ」が付き、悪行の限りを尽くしている。増長した結果がこれである。 紫の貧弱もやしはぱちゅりー。生まれたときから病持ちという呪われた運命の持ち主である。 エクスクラメーションマークの数も少ない。 頭は「ゆっくりの中では」いい方である。普段はその貧弱体質故争いを好まないのだが リンチに参加している理由は大方無抵抗の相手をいたぶることで優越感に浸りたいといったところだろう。 饅頭風情の思考なんてそんなものだ。 「こらこら君達やめたまえ」 「「「ゆっ!?おにいさんだれ???」」」 とりあえず声をかける。ゆっくりを見ると放っておけないのだ。 「おにいさんはゆっくりできるひと???」 「ゆっへっへ!!!まりさたちとゆっくりしたいならたべものをけんじょうするんだぜ!!!」 「むきゅ!ぱちぇたちはいまめーりんをせいさいしてるところなの!じゃましないでちょうだい!」 「いやいや君達ー。弱い者いじめはよくないよー。めーりんがかわいそうじゃないかー(棒)」 「ゆ???おにいさんばかなの???しぬの???」 「ゆっへっへ!!!なにいってるんだぜ!!!めーりんはいじめられてとうぜんなんだぜ!!!」 「むきゅ!そのとおりよ!ことばがしゃべれないゆっくりなんてそんざいするかちがないのよ! だからきっちりせいさいしてるの!そんなこともわからないおばかさんはとっとといなくなってね!」 …これが「今時」のゆっくりの反応である。やはりこうでなければ面白味がない。 「ばかなおにいさんはさっさとどっかいってね!!!」 「こんかいはみのがしてやるからとっととしっぽまいてかえるがいいんだぜ!!!」 「むきゅ!…ごほごほ。ばかとおしゃべりするとばかがうつちゃうわ!はやくここからきえなさい!…けほけほ」 「おや?ぱちゅりー、何だか苦しそうだねぇ?(棒)」 「ぱちゅりーはうまれつきからだがわるいんだよ!!!そんなこともしらないの???」 「ゆへへ!!!だめだぜ!!!れいむ!!!おにいさんはばかだからこんなだれでもしってることをしらないんだぜ!!! これだからいなかものはこまるんだぜ!!!」 「やだなぁ。それくらいちゃんと知ってるよ。病気に効くお薬もちゃんと持ってるしね(棒)」 「ゆ!!!ほんとうなの!!!じゃあはやくそれをちょうだいね!!!」 「ゆっへっへ!!!なんだったらちからずくでうばいとってやってもいいんだぜ!!!」 「はっはっは、怖いなあ。(激棒)そんなことしなくてもちゃんとあげるよ。ちょっと待ってな」 そう言って俺は鞄の中からスプレーを取り出す。 M●THERにも喘息発作用のスプレーがあるしね。…まぁ当然コレはそうじゃないのだが。 「ゆ?なにそれ?ゆっくりできるもの??」 話聞いてなかったのかこいつは。まぁ饅頭にはよくあることだし、あながち間違ってはいないのでスルー。 「病気の治る魔法のスプレーさ。(棒)ほれぱちゅりー、こっち向いてー」 「むきゅ…これでいいかしら?」 さっきまで俺を散々罵倒してたクセに病気に効くとわかるや否やこの変わり身。これが俗に言う「餡子脳」である。 「んじゃ行くぜー」 プシューと音を立てスプレーをぱちゅりーのマヌケ面に吹きかける。 次の瞬間。 「むぎゅううううう!!!…げぼっ!!!ごぼぉっ!!!な゛に゛ごれ゛え゛え゛え゛え゛え゛!?!ぐぼぉお゛お゛お゛っ!!!」 ぱちゅりーはさっきよりも明らかに酷い咳をし始め、その目は涙が溢れ血(餡子?)走っており、口からは泡と共に大量の餡子がはき出されている。 一言で言えば「かなり酷い状態」である。 「ぱぢぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 「あ゛ん゛ごだじぢゃ゛だめ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 気になるの餡子だけかよ。まぁゆっくりの命みたいなもんだし当然のリアクションか。 「げぼっ!!!ごぼっ!!!がぼっ!!!おぼお゛ぉぉぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 おびただしい量の涙と泡と餡子が排出され続けている。このままでは数分後に確実にお陀仏だろう。 俺はその様子をヘラヘラしながら見つめている。 「ゆっ!!!お゛じざん゛のぜい゛でばぢぇ゛がゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛よ゛!!! う゛ぞづぎの゛お゛じざん゛ばゆ゛っぐり゛、じね゛!!!」 おいおいおじさんに格下げかよ。 「ゆっ!!!う゛ぞづぎのお゛じざん゛め゛っ!!!ばぢぇ゛の゛がだぎだ!!!じね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 まりさの中ではぱちゅりーはもう死んだことになってるらしい。餡子吐いてるとはいえまだ死んでないぞ。まだ。 そんなことを考えているうちにまりさが俺に体当たりをしてきた。 しかしそんなもの効くはずがない。 「まりさ!!!がんばってね!!!てきはひるんでるよ!!!」 呆けてるだけだ。怯んでるわけではない。 「ゆっへっへ!!!とうぜんだぜ!!!いままでまりささまのたいあたりにたえられたやつはいまだかつてひとりもいないんだぜ!!!」 どうせ戦績は0戦0敗なのだろう。 まりさはもう一発俺に体当たりを仕掛けてきたが、軽く平手で払ってやる。 ぺちん。 「ゆ゛べっ゛!!?」 「ばり゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 軽くやったつもりなんだが… まりさは餡子を吹き出しながらのたうち回っている。 れいむはそれを見てただただ絶叫するのみ。 「むぎゅ…げぼ…ごぼ…はぁ…はぁ…」 そんなこんなのうちにぱちゅりーの調子が良くなってきたらしい。死ぬかと思ったのに割としぶといな。 …まぁ死にかけなのは変わらないか。 「むぎゅ…むきゅっ…」 …それにしてもほんとぱちゅりー種の「むきゅ」って鳴き声はウザいな。 聞いてるだけで虫唾が走る。せっかくなのでもう二度と聞けないようにしてやろうか。 鬱陶しいまりさはのたうち回り、れいむはそれを見て叫んでいるだけだ。今ならやりやすいだろう。 俺はぱちゅりーの口をこじ開けスプレーを思いっきり吹き付ける。 「む゛…ぎゃっ…ばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 「ぱぢぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 ぱちゅりーの断末魔を聞きつけれいむがこちらに向かってまた絶叫。まりさはまだのたうち回っている。 「お゛げっ…ぶげっ…あ゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…ばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…う゛げあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 「ばぢぇっ!!!ばぢぇえ゛え゛っ!!!ゆ゛っぐりじでっ!!!ゆ゛っぐりじでいっでねぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 ぱちゅりーはさっきの比ではない量の餡子や体液を撒き散らしている。口の中にダイレクトにブチ込まれたからだろう。 それを見て絶叫してるだけのれいむも負けず劣らずの量の涙とよだれをブチ撒けている。サイコーだ。 二匹のゆっくりが奏でる絶叫と断末魔の二重奏。それが俺にこれ以上ない開館を与えてくれる。 「ぷっ…ハァーッハッハッハッハッハッハ!!!こいつは傑作だ!!!チョー面白え!!!もっともっと苦しんで死ね!!!」 おっとついに笑いをこらえきれず吹き出しちゃったよ。 どう見ても外道の吐くセリフだがそれはゆっくりに対してだけだ。それ以外の時は善良な少年として通っている。 昨日も風邪を引いて寝込んでいた隣の家の女の子を看病してあげたほどだ。 「な゛ん゛でぞん゛な゛ごどい゛う゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉぉ!!?」 汚らしいツラをしてこっちを睨むれいむ。こっちみんな 「なんでって面白いからに決まってんだろ!!!こんなに楽しいショー他じゃ見られないぜ!!!」 「ぞん゛なごどい゛う゛じじい゛ばゆ゛っぐり゛じな゛い゛でじね゛!!!い゛ま゛ずぐじね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 無謀にも俺に体当たりを仕掛けるれいむ。さっきまりさが返り討ちにあったことを忘れたらしい。俗に言う「餡k(ry 「うあーやられたー(超棒)」 …今回はわざとやられたフリをしてみる。実際はノーダメージだっつーの!! 「ゆっ!!!やったよ!!!ぱちぇ!!!わるいじじいはやっつけたよ!!!ゆっくりしていってね!!!」 泣きっツラから勝ち誇った腹立だしい表情に変わったれいむ。喜び勇んでぱちゅりーの元へ駆け寄る。 が、時すでに遅し。 ほぼ全ての餡子を出し切り、ぱちゅりーは皮だけとなり死んでいた。 その表情は絶望と苦痛に染まっている。いいねー。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!!ばぢぇがっ!!!!!!ばぢぇがじん゛じゃっだぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!! どう゛じでっ!!!!!!わ゛る゛い゛じじい゛ばや゛っづげだの゛に゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!」 脱水で死ぬんじゃねーかって量の体液をブチ撒けまくるれいむ。 つーか俺をやっつけたらぱちゅりーが元に戻ると思ってたのかよ。餡子脳は未だに理解できない部分が多いって近所の虐待兄貴が言ってたな。 「ゆっ…でもばぢぇをごろじだじじいはやっづげだよ!!!おぞらのう゛えで、ゆっぐりじでね、ばぢぇ…」 仲間は助からなかったものの、仇を討ててご満悦のれいむ。そろそろいいだろう。 とりあえずやられたフリをやめ起きあがることにする。 「な゛、な゛ん゛でい゛ぎでる゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 その瞬間本日何度目かわからない絶叫をするれいむ。 「なんでって、あんな攻撃効くわけないじゃん。さっきまりさがやられたの忘れたのか?」 「な゛に゛い゛っでる゛の゛!!!ばり゛ざがま゛げる゛わ゛げな゛い゛でじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 やはり忘れていたか。 「じゃあちょっとあっち見てみ」 俺はまりさのいる方を指差す。まりさは未だにのたうち回っていた。どんだけ弱いんだあいつは。 「ま゛り゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 まりさの方に駆け寄るれいむ。 「ゆっ…も、もうだいじょうぶだぜ、れいむ!!!しんぱいかけてごめんねだぜ!!!」 「まりざっ、よがっだ、よがっだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 随分遅い復活でしたね。 そしてれいむの頭の中からはぱちゅりーのことなどとっくに消えてしまっているようだ。俗に(ry 「ゆっへっへ!!!さっきはわざとくらってやったんだぜ!!!にんげんのこうげきなんて、へでもないぜ!!!」 ゆべっとか言って吹っ飛んで数分のたうち回った上に今も片目涙目で頬に綺麗な手形の出来ている奴が言っても全く説得力が無い。 「とくべつにまりさのほんきをみせてやるんだぜ!!!しんでこうかいするんじゃないんだぜ!!!」 そう言って体をひしゃげるまりさ。力を溜めているつもりだろうか。 ここが俺ん家ならじっくり時間をかけて虐待してやるのだが、ここは屋外だ。人目もあるし道具も用意していない。 何よりそろそろ家に帰りたいからだ。見たいTVがあるんだよ。 「くらうんだぜ!!!まりさのほんきあたーっく!!!」 ネーミングセンスがどうとかいう次元ではない。 俺はまりさが飛んでくる方へ軽く拳を突き出す。 「ゆ゛ばべら゛ぁっ!!!???」 まりさの体が右半分が弾け飛んだ。残った左半分は絶望の表情で地面にべしゃりと落ちた。 俺はほとんど力を加えていない。突っ込んできたまりさが勝手に自爆したようなものだ。 「ばり゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 やはり絶叫するれいむ。しかし何度聞いても飽きない。 数あるゆっくりの中でもれいむの絶叫が一番素晴らしいと近所の虐待兄貴も同意してくれた。 さて、左半分だけとなったまりさはと言うと。 「い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!な゛ん゛でえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!む゛でぎの゛ばり゛ざざばがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 「教えてやろうか、お前、弱いんだよ」 「ゆ゛っ!!?ばり゛ざさ゛ばばよ゛ばく゛だい゛ん゛だぜえ゛え゛え゛え゛!!!!!!」 「さっき軽くはたいただけでスゲー痛がってたじゃん」 「ゆ゛ぶぶっ!?!?!?」 …どうやら覚えていたらしい。驚きだ。少なくともれいむよりは多少マシな脳を持っているようだ。 「わかったか?お前は弱いの。俺がちょっと突いただけでバラバラになっちゃったしな。 だからなんにもしてこないめーりんいじめしかできないんだなwww」 「ぢ…がう゛…ん゛だぜ!!!ばり゛ざば…よ゛ばぐな゛い゛…よ゛ぐな゛い゛ん゛だぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」 やたら自分の強さにこだわる奴だな。どんな生活してきたんだ。 そうだ、いいことを思いついた。こいつに最高の絶望を味わわせる方法を… 「めーりん、こっち来い」 俺はいじめられていためーりんを呼んだ。 あれからずっとめーりんはいじめていた三匹が俺に虐待されている様を見ていた。 が、「自分は助けられている」という状況判断は出来たらしく、 ゆっくりを虐待していたにも関わらず俺の呼びかけに素直に応じた。 「勝負だ!めーりん!どっからでもかかって来い!」 俺はめーりんに勝負を持ちかける。 それを聞いためーりんは戸惑っている。まぁ当然だろう。 「ゆ゛べっ!!!ぐず…べーり゛ん゛が…がでる゛ば…げだい゛ん゛だぜ…」 この期に及んでめーりんを罵るまりさ。だが今はそれでいい。 「どしたどしたー?来ないんならこっちから行くぞー!」 そう言って俺はめーりんにチョップを食らわす。 …と言っても軽くめーりんの額に当てただけだ。ダメージなどあるはずがない。 「うぎゃあああああああ!!!!!痛ぇ!!!!!超痛ぇええええええ!!!!!」 俺はそう叫びながら先程のまりさと同じくのたうち回る。言うまでもないが演技である。 「ど、どぼじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」 まりさは理解できなかった。 自分をバラバラにした人間が、めーりんにやられてしまった。 自分は、くずめーりんにやられた人間にやられてしまったのか? にんげんは、まりさよりつよい。くずめーりんは、にんげんよりつよい。 まりさよりつよいにんげんをやっつけたくずめーりんは、まりさより つ よ い ? ? ? ま り さ は く ず め ー り ん よ り よ わ い ? ? ? ま り さ は く ず よ り も も っ と く ず ? ? ? 「ばびぶべぼお゛お゛お゛っ!!!!!!ばびぶべぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 まりさの残った片目は白目を剥き、この世のものとは思えない形相で発狂した。 俺がめーりんにやられたフリをしたことで、まりさのガラスのプライドは砕け散ってしまったのだ。 俺はのたうち回るのをやめ、転がった状態でまりさに語りかける。 「わかるか…まりさ…俺はめーりんに負けた…お前はそのめーりんに負けたクズ以下の俺に負けたんだ…」 自分のことをクズと言うのはイヤだったが、追い打ちをかける。 「お前は クズ以下の以下の 存在する価値のないゴミクズだ。」 「ふんじゃらhf8うえghvsばvsじゃヴぁjhvばhscあwせdrftgyふじこlp;@」 あーあ壊れちゃった。ちょっとやりすぎちゃったかなー? こうなるともうおしまいなのでそろそろトドメを刺すことにする。 俺はぱちゅりーを死に至らしめたあのスプレーを手に取り、まりさに吹き付ける。 「ゆ゛…う゛あ゛ぎゃばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 なんとまりさは正気(?)に戻ったではないか。 断末魔を上げ、さっきのぱちゅりーと同じ状態になっている。…が、体が半分無くなっているので餡子の残量が少ないからすぐ死ぬだろう。 地獄の苦痛の中で。 「あ゛がっ!!!ぎゃばっ!!!ゆぐお゛あ゛お゛あ゛お゛あ゛お゛あ゛お゛」 …説明が大分遅れてしまったが、 まりさとぱちゅりーに吹きかけたこのスプレーの正体は、殺虫剤である。 鬱陶しい虫に吹きかけて殺したり、虫野郎がパシリを使い捨てる時に使うアレだ。 この虐殺方法はつい最近思いついたものだ。 健康なゆっくりは殺すのには数回吹きかけなければならないが、貧弱紫もやしや体の欠けた奴には効きが早いようだ。 何でゆっくりに殺虫剤が効くのかは謎だが、人体にも悪影響があるし、何よりこいつらは虫以下のクズだから効くんだろうと勝手に解釈することにした。 この方法のいいところは、最後までゆっくりが絶望と苦痛に染まったまま死に至らしめることにある。 「う゛……げば…あ゛ば…が…」 まりさは死んだ。その表情は先程のぱちゅりーと似た絶望の表情である。 これだからゆっくり虐待はやめられない。 続く このSSに感想を付ける 選択肢 投票 しあわせー! (117) それなりー (0) つぎにきたいするよ! (1) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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wiki掲示板 wikiの掲示板です。 コメントテスト - コメントテスト 2015-08-27 17 47 35 ボタンにしるしを入れて投稿すると返信できます - 管理人 2015-08-27 18 09 21 名前
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長門有希いじめ短編集 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 長門有希いじめ【陰湿】 穴 長門いじめ 長門いじめ2 地味ないじめ
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とある人間の家、ちゃぶ台の上に置かれた透明の箱に ゆっくりまりさがふてぶてしい顔で閉じ込められていた。 正面には家の主であろう人間がまりさを見つめて座る。 「さっさとまりさをここからだしてね!ゆっくりできないひとはさっさとしんでね!」 言いながら抵抗を試みるが、少しきついくらいの箱に押し込められたまりさは 跳ねる事も、頬を膨らませる事も、顔の向きを変えることすら出来ない。 「そうは言うけどねまりさ、勝手に人の家に入って暴れたゆっくりには お仕置きしないといけないんだよ」 「なにいってるの?ここはまりさのうちだよ?ばかなの?しぬの?」 このまりさは勝手に家に上がりこんで自分の家宣言をしてから、 目の前の人間に捕らえられてもう1日は経っていた。 テンプレート通りの返答が帰してはいるが、 既にここが人間の家だと言う事はわかっている。 実際、自分の家宣言をしたゆっくりをちょっと痛めつけたら、 「ごべんだざいぃぃ!ここはまりざのうちじゃだいでずぅぅ!」 と泣いて謝ったと言う事例が何件もあるそうだ。 だが「自分の我侭を押し通す事=ゆっくり」であるゆっくりにとって、 自分の間違いを認めるのは強い抵抗がある事だった。 「まりさはおなかがすいたよ、さっさとごはんをもってきてね!」 自分を箱の中に閉じ込めた目の前の人間に、傲慢な態度をとるまりさ。 その様子に呆れながらも、人間は透明な箱の蓋を開けた。 蓋に押し付けられていた帽子がびょん、と元の高さに戻る。 「ゆ?だしてくれるの?まりさをだしたらごはんをもってきてね、 それからまりさをとじこめたことをゆっくりあやまってね!」 自分を出してくれるのだと安心しきった笑みをこぼそうとするが、 顔面が壁に押し付けられるほどきつめの箱に入っているので ゆがんだ表情は笑いを誘っているようにしか見えない。 そんな馬鹿面を引っ張り出し、帽子を取り上げてちゃぶ台の上に押さえつけてやる。 饅頭の頭に手がめりこみ、箱に合わせて四角くなっていた体が ぐにっと楕円形に歪められた。 「ゆぐっ!やめてね!さっさとてをはなしてね!」 と叫ぶまりさを横向きにし、ちゃぶ台の下から取り出した包丁で 前後の丁度中間の位置で2つに切り分ける。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 餡子に直に刃を入れられ、体の上から下まで突き抜ける痛みに まりさは叫びだした。眼球はこぼれ落ちるのではないかと言うほど飛び出し、 切断面と口からはどろりとした餡子が流れ出る。 このままでは餡子を出しすぎて絶命してしまうので、 2つに切り分けた頭部それぞれを、切断面を上にするように倒す。 なみなみと餡子を入れたボウルが2つ並んでいるかのようになると 前面だったものは自分の重さで顔面をちゃぶ台に押し付けられ、 「ゆぐぅぅぅっ!ゆぐぐぅぅ!」 と今だ続く激しい痛みに嗚咽を漏らす。 顔がつぶれ苦しいのか起き上がろうとするが、足にあたる底面ごと半分になった体では うまく起き上がる事ができず、ゆらゆらと揺れるだけに留まる。 背面だったものは細かくビクッビクッと痙攣するだけである。 前面と背面がちょうど半分になるように包丁を入れたので、 どちらのボウルにも餡子は5割ずつ。ゆっくりが思考能力を失うのは 餡子が全体の5分の2になったあたりらしいので、まりさはぎりぎりの量で 思考を許され、苦痛から逃げる事が出来ないでいる。 人間は2つに分かれたまりさが、どちらも死んでいない事を確認すると 今度はちゃぶ台のしたからオレンジジュースの入った水差しを取り出し それぞれのボウルに注ぎ始めた。 「ゆ゛ぎゃぁぁぁっ!?ぎぃぃぃぃ!」 むき出しになった餡子に勢い良くジュースが落ち、鋭い痛みがまりさを襲う。 だが神経にさわるような悲鳴とは裏腹に、前面、背面とも再生能力が上がり 元々は1つだった半身それぞれが1匹のゆっくりになる様に再生してゆく。 まるで酸をかけて溶ける饅頭のビデオを逆回しで見ているかのような光景である。 前面だった体は綺麗な金髪のロングヘアーがするすると伸び、 背面だった体は大きな口とゼラチン質の眼が復活する。 完全な体になった2匹のまりさはぐるんと起き上がった。 「「ゆふーっ!ゆふーっ!ゆふー……」」 先ほどまで前面だった『前まりさ』はずっと悲鳴を上げ続けて居た為 涙を流しながら息を整えようとするのだが、最後に顔面が修復された『後まりさ』も なぜか同じように息を荒くし涙を流し始めた。 半分となった背面側の餡子にも記憶や苦痛がしっかりと残っていたのだろうか。 やがて呼吸が整いだすと、2匹のまりさは口を揃えて苦情を言い出した。 「「なんでこんなことするのぉぉぉ!」」 「ゆっくりできないひとはさっさとしね!」 「まりさのいうとおりだよ!ゆっくりしないでしんでね!」 同じ顔をした饅頭が横に並んで、涙目になりながら訴えてくる様子が微笑ましい。 そんな2匹の前に、先ほど取り上げておいた帽子を置いて見せてやる。 「ゆっ!まりさのおぼうしさっさとかえしてね!」 「ぼうしがないとゆっくりできないよ!」 と2匹それぞれが1つの帽子に向かって跳ね、お互いの側面に勢い良くぶつかると 弾力のある体にぼよんと跳ね返されて、お互いに足を向け合うような形で転がった。 「ゆべっ!?なんでぶつかってくるのぉぉ!?これはまりさのおぼうしだよ!」 「なにいってるの?これはまりさのぼうしでしょ!ゆっくりうそつかないでね!」 2匹ともこれは自分の帽子だと引こうとしないが、同じ餡子から再生した 同一人物なのでどちらも間違ってはいない。 「どっちのまりさも、これが自分の帽子で間違いないのかな?」 「ゆっ、そうだよ!これはまりさのぼうしだよ!」 「ちがうよ、このぼうしはまりさのものだよ!」 「そうか…それじゃどちらかのまりさが、嘘をついている偽者と言う事になるな」 「「ゆっ!?!?」」 どちらも本物であるが、ゆっくりに説明してもわかるまい。 「まりさがほんものだよ!うそつきのまりさはどっかいってね!」 「ほんもののまりさはまりさだよ!なんでうそつくのぉぉ!?」 1人称、2人称ともに『まりさ』なのでわかりにくいが、 「私が本物でお前が偽者ぜ!ほんとぜ!」と言い合っている。 傲慢で短気なまりさ種なら大抵「うそつきなまりさはさっさとしね!」と 暴力で解決しようとするものだが、同じ餡子から再生し自分と寸分も違いの無い相手に どこか戸惑いを感じてもいるようだった。 もしかしたら、このまりさもまりさなのかも─── 「どっちが本物かはわからないけど、本物だったら偽者なんかには負けないよね」 「ゆ!?そ、そうだね!ほんもののまりさはとてもつよいんだから、 にせものにまけたりしないよ」 「それじゃ、戦って勝った方がこの帽子を貰うのはどうかな?」 「「…」」 2匹とも黙ってしまう。我侭で自分本位なゆっくりも家族や愛人に情を感じたり、 自分と同じ種、れいむ種同士やまりさ種同士の間で連帯感や信頼感を感じる。 お互い明確にはわかっていないかも知れないが、同じ種どころか同一人物であれば 本能的に争いたくない気持ちが湧いているのかもしれない。 このまりさはまりさとすごくにている。 このまりさとなら、とてもゆっくりできるきがする。 このまりさとなかよくしたい、このまりさといっしょにゆっくりしたい。 でも、ぼうしがなくちゃゆっくりできないし、ぼうしはひとつしかない… 「ゆ、ゆうっ!これはまりさのぼうしだからねっ!」 「ゆ゛っ!?」 先に動いたのは『前まりさ』だった。大きく跳ね『後まりさ』の頭部に 自分の腹部、顎の部分をぶつけようと飛び掛っていく。 「や、やめてねっ!」 このままでは同じサイズのゆっくりに押しつぶされて、そのまま何度も 踏みつけられてしまう。体格差もないのに先制攻撃をうけては、 体制を持ち直すことも出来ずに一方的にやられるのは目に見えていた。 『後まりさ』はタイミングを計って、ぽよんと垂直に飛び上がり 自分の真下に落ちてくる『前まりさ』を時間差で押しつぶそうとする。 「ゆべべっ!」 だが、急に『後まりさ』に避けられて、角度を誤って顔面から落ちた 『前まりさ』は前方への跳躍の勢いを殺す事が出来ず、でんぐり返しの要領で 前方へころんと1回転した。 「ゆゆっ!?どこにいったの!?」 まりさがきえた!?と『後まりさ』は驚愕した。『前まりさ』が消えた落下地点に 底面を叩き付けるように落ち、ぼいんと音を立てて1バウンドする。 バウンドして自由に動けない時間も惜しいと、空中で体を左右にゆすって 『前まりさ』を探すが一向に見つからない。 当の『前まりさ』は『後まりさ』の下をくぐって背面に回っているのだから。 「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁん!まりざのおがおがぁぁぁ!」 『後まりさ』が自分を見失っている今こそが、『前まりさ』にとって 絶好のチャンスなのだが、顔面から落下した痛みに泣き出してしまった。 前方への跳躍+でんぐり返しによって、既にちゃぶ台の端まで到達している。 目の前に広がる段差は高いものではないが、痛みに悶えるゆっくりは ちゃぶ台から降りて逃げ出そうとするよりも大声で泣き叫ぶ事を選んでいた。 「ゆっ!うしろにいたんだね!」 『前まりさ』の泣き声に気付いた『後まりさ』が振り向くと、 自分に背中を向けてちゃぶ台の端で泣き叫ぶ『前まりさ』の金髪が見えた。 泣く事に必死で『後まりさ』が近づく事にも気付く様子が無い。 『後まりさ』は勝利を確信した。 「まりさのために、にせものさんはしんでね!!」 黙って襲えばいいのに大声で宣言して突進する。 さすがに声に気付いた『前まりさ』が振り向くと、眼前に『後まりさ』が迫っていた。 もう横に飛んでも上に跳んでも避けられる距離ではない。 進退窮まった『前まりさ』は、突進してくる『後まりさ』に向かって小さく跳躍し、 『後まりさ』がぶつけようとしてきたその額に歯を突き立てた。 開けた口に、勝手に『後まりさ』が突っ込んで来たと言うべきかもしれない。 「がっっっ!?」 「ゆ゛も゛っ」 突進の勢いは死なず、額と口がくっついたままの状態でちゃぶ台から落下し、 『前まりさ』が後頭部から畳に激突すると、口から『後まりさ』がすっぽ抜ける。 『後まりさ』の視界は上下逆さまになっていた。 目の前に広がる畳の上にはこちらに頭を向けて倒れる『前まりさ』がいて、 自分はそこから急激に遠ざかっていた。 奇妙な浮遊感を感じ、ふと背中に空気の壁のようなものを感じた瞬間、 「ゆぐっ!!」と断末魔を上げ、べしゃっと壁にたたき付けられた。 背中から放射状に餡子が飛び散り、苦痛に顔を歪めきる間もなかったのか 少し眉をしかめたような顔で壁に張り付いていた。 「ひゅーっ、ひゅーっ、ひゅーっ」 訳)ふーっ、ふーっ、ふーっ ともえ投げと言うにはあまりにも不恰好で、投げ飛ばした方のまりさも 肩で息をするように荒く呼吸をしており、眼の端からは涙の筋が見える。 『後まりさ』に突き立てた飴細工の歯は、勢い良くすっぽ抜ける饅頭の重みに耐えられず 今も壁にはりついた顔の額の部分に数本が刺さっている。 天井を向いて呼吸を整えているまりさに見えるよう、ちゃぶ台の上にあった帽子を 持ってひらひらと揺らしてやる。 そう言えば自分はこの帽子の為に戦っていたのだ。 「ひゅ、まりひゃのびょうひ、かえひへへ…」 訳)ゆ、まりさのぼうし、かえしてね… 何本もの前歯がごっそり無くなったまりさが、ゆっくりとした動きで起き上がる。 2匹でもつれあって落ちはしたが、畳が衝撃を吸収したのか 餡子が飛び散るような破損は無い。それでも満足には動けないようだ。 そのまままりさを誘導するように、帽子をひらひらさせたまま距離を離す。 「ひゃにひへふほ?はっはとかえひへへ」 訳)なにしてるの?さっさとかえしてね 跳ねるのがつらいのか、最後の方はずりずりと這うようにして押入れの前に到着する。 そこで人間は屈み、まりさは距離が近くなった帽子を見上げてぼよんぽよんと 極めて小さく跳ねる。だらしなく口をあけ、餌を待つ雛鳥のようだ。 「本物のまりさなら帽子を返してあげたいんだけど」 「ひゅ?まりははほんももだよ」 「でもね、まだまだこんなに居るんだ」 と言って押入れを開ける。その中を見たまりさは言葉を失って固まってしまった。 まりさがいっぱいいる。 まりさとおなじまりさがいっぱいいる。 押入れの下の段、防音性の広い透明ケースに、帽子の無いまりさが6匹見える。 奥の方は暗くて見えないが、何かがいるような気配を感じる。 その帽子の無いまりさ達は、人間にはただそっくりなだけに見えるが、 まりさの本能が全員同じ、同一人物である事を悟っていた。 混乱したまりさの餡子に、忘れていた記憶が蘇っていく。 人間の家に侵入して、現れた人間にあっけなく捕まって、 必死に抵抗したのに箱に閉じ込められて、 部屋から出た人間がジュースの入った器と包丁を手に戻ってきて… 「ひゅびゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 訳)ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 思い出した事にまりさは絶叫した。 何度も真っ二つにされ、何度も再生させられ、そんな苦しみを繰り返すうちに 気を失って、そのときに辛い記憶も消し去っていたのだ。 目の前に居る帽子の無いまりさ達は、昨日自分の半身から再生した自分だ。 びゃあびゃあと泣き喚くまりさの頭を掴むと、押入れから透明ケースを引き出す。 見えなかった部分まで光があたり、中にいるそっくりなまりさ達が 眩しそうに眼を細める。その数は9匹だった。 透明ケースの蓋を開けると、中に居るまりさ達がぎゃあぎゃあと騒ぐ。 「さっさとここからだしてね!」 「ゆっくりできないひとはゆっくりしないでしね!」 「おなかがすいたからおいしいおかしをもってきてね!」 「ぼうしがないとゆっくりできないよ!ゆっくりおぼうしかえしてね!」 「そうだよ、それはまりさのぼうしだからかえしてね!」 「ゆ?あれはまりさのぼうしだよ?ばかなの?」 透明ケースからも人間が持っている帽子が見え、 このまりさ達もこの帽子が自分のものだと主張を始める。 ケースの中に歯の折れたまりさをそっと置いてあげると、 人間はまたまりさ達に教えてあげるのだった。 「帽子は一つしかないよ、みんながこの帽子を自分の物だと言うなら、 この帽子の本当の持ち主以外は偽者のまりさなんじゃないかな?」 9匹のまりさ達にざわめきが起きる。この9匹は昨日のうちに餡子から再生し、 食事も与えずに透明ケースに放置したので、空腹やストレスを感じている。 これ以上人間が誘導しなくても、他のゆっくりを倒して本物にならなくてはいけないと 理解したようだ。9匹の視線は、自然と満身創痍で震える新参者に向けられた。 自分とそっくりなまりさ達がにやにやとこちらを見つめ、 じりじりと近寄ってくる。自分自身に殺されてしまう。 相手が自分と同じだと気付いていない自分に。 「ひゃめへまりひゃ、まりひゃはまりひゃびゃひょぉぉぉ──!」 訳)やめてまりさ、まりさはまりさだよぉぉ──! おわり。 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) お帽子の人? このSSに感想を付ける
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『こんなはずじゃなかった』 初投稿です 後半に虐待要素ありです 俺設定?かもしれません それじゃあゆっくりみていってね! 実ゆっくりは、実になってからわずか4時間で自我が生まれる (ゆ!れいみゅはれいみゅだね!) (はやきゅうみゃれちゃいよ・・・) 実れいむは真っ暗な孤独の中きを紛らわすために 歌っていた・・・・・ (ゆ~♪ゆんゆん~♪ゆっきゅりちちぇいっちぇねえ~♪) (・・・・・おしょとはどんにゃのかな・・) 生まれてきたら何をしよう おかあーさんに挨拶して おとーさんとおかーさんにすりすりして いっぱいあそんでもらって いもうとはいるかな? もしかして一番おねーちゃんだったりして? そう、幸せそうに考えていると 何かが実れいむの中に入ってきた (ゆっ??ゆんやあああああ!!!) 頭に何かが流れてくるのが止まった そう、この『何か』とは母の記憶であった というか餡子であった 植物型の妊娠ではこうやって母から直接 栄養が入ってくるのだ (ゆう?おかーしゃんはせかいでいちばんえらいにょ?) (じゃあれいみゅはおひめしゃま?) 3時間後また母の記憶が入った餡子が やってくる (ゆう?!ゆんやあああああ!!!) (・・・・・・・・) (にゃに!?このにんげんしゃん!?・・ゆぷぷおかーしゃん?(まだ判定してない)のごはんさん おとしておきょらりぇてりゅよ!ばきゃだにぇ!) (ゆう?ゆきゃきゃ!!にんげんしゃんおかーさん?にちーちかけりゃれてりゅね、おお ぶじゃま ぶじゃま) 生まれたらおかーさんとおとーさんに挨拶して すりすりして そして、あの糞奴隷にいっぱいぷくーしてやる ゆふふ・・怖がる糞奴隷の顔が思い上がるよ そしてー実ゆっくりが生まれてくる日が来た ブラブラ・・・ブチン!! (ゆっ!れいみゅうみゃれりゅにょ?) ポトン!スタ!華麗に着地(笑) そして 「おかーしゃん!おとーしゃん!ゆっくちちちぇいっちぇね! しょしてくしょどりぇいはあみゃみゃもってきょい!!」 ・・・・・・・・・空気が凍る どうして?なんで? おかーさんはゆっくりしていって!って言ってくれないの? 「おい糞饅頭お前の子供どうやら下種のようだ虐めがいがあるぜ」 その言葉ともに母れいむが 「やべでぐだざいいいい!!!あ``がじゃんばやべでぐだざいいい!!!!」 「おかーしゃん?どうちたの?おとーしゃんは?いもーちょは?」 「おいクソチビ饅頭後ろ見てみな」 赤れいむはうしろを向いた そこには餡子が4つあった なんだあまあまさんだ もっと近くで見てみよう そしてむーしゃむーしゃしよう・・・・ゆ? ナニカコレミタコトアルゾ コレッテオトーサンノボウシ? ジャアコゥチハ?・・・・・ 「ゆ!ゆ!ゆんぎゃ嗚呼あああああああああ!!!!!!!!!」 「どうちてどうちてどうちて!?!?!?!?!?!??!」 「どうちてえ!?にんげんはれいみゅたちのどりぇいじゃないの?」 「どうちてええ!!!「お前何言ってんの?」ゆーーー?」 「だっちぇにんげんはおかーしゃのがはんさんおとちておきょられて ちーちーかきぇりゃれて・・・」 沈黙・・それを破ったのは 「どうぼじであがぢゃんがぞれぼおおおお?????!?_?!?!」 「ははーんわかったぜ、お前が思ってるソレは お前の母の勝手な妄想だろ」 そう、あれは母れいむが人間が虐められてるときにひそかに思っていた ただの『妄想』であった 「さあ、いじめっぞ最初はまむまむ焼きでも・・いやーあんよ焼きでも」 「やべでぐだざい!!やべでくだざい!!れいむがどうなっでぼいいがらああ!!!」 赤れいむが浮く 「湯ぎゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!あぢゅういいいい1!!!」 「まむまむはあったかいか?ヒャッハ!!!!」 コンナハズジャナカッタ 作:茄子 あとがき 1回目の投稿ですぐだぐだですいません
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ゆっくりつくーる 3KB パロディ 小ネタ 現代 独自設定 突発的に書いたので穴だらけです・・・すみません ・6回目 ・希少種 ・かっぱっぱーかっぱっぱーにーとりー ・虐めません。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス スーパーのお菓子売り場で、新発売の『ゆっくりつくーる』があったので買ってきた。 パッケージには、ゆっくりにとりの顔があり、ギザギサの吹き出しに『ゆっくりつくっていってね!!!』と定型文を微妙にアレンジした文字が書いてある。 裏面の説明を見てみると、ステップ1から3までがカラフルに説明されている。 これを元に、作れということらしい。 ・ステップ1 まず、五つある容器のうち、ガムシロップの容器に似たものがあるので、そこに水を線まで入れる。 そこに添付の、黄緑の粉末を入れ、スプーンか何かで掻き混ぜるらしい。割り箸で良い具合に混ざってくると、ソーダの混じったメロンシャーベットに似た何かになった。 それを全体的に丸い二つの容器へ流し込む。 一回、ガムシロ容器を洗う。 そして今度は、光沢のある水色の粉末を入れ、水を線まで入れる。先程と同じく掻き混ぜると、今度は水飴のようになった。 続いて、野球帽をだらしなくしたような形をした黄緑のグミが入っていて、その下部に細い溝が幾重もある容器の細い溝に水色の水飴を薄く引き伸ばしながら、二つある容器に均一に注ぐ。 ここまでがステップ1。 絵だと、子供向けでにとりの一言アドバイスでもっと簡単に書いてあるが、大人が理解出来る文にするとなるとなかなか大変である。 ・ステップ2 四つの容器に、液体を入れたことを確認したら。零さないよう慎重に容器を冷蔵庫の中へ入れ、十五分冷やす。 十分後。それぞれの容器の中の液体は程よく固まるので、鯛焼きの要領で重ね合わせ(こうすることで、容器の内側に敷いてあるグミの膜が上下を接合する)、更に二十分冷やす。 二十分後、冷蔵庫から取り出し常温で一時間置いておく。 これでステップ2が終わりである。 三つで足りる一言アドバイスを文章にしたらこれだけ書かねばならない。つくづく、絵は文章よりも情報量を膨大かつ瞬時に得られるものだと実感する。 ・ステップ3 容器を開いて中身を出す。 既に、にとりのような形をしているけれどこれから各パーツをドッキングせねばならない。 まずは、グミの皮膚に包まる肌色の本体を取り出し、袋から目玉であるスカッシュグミを取り出し窪みに一つずつ入れる。 続いて、帽子上のグミと、固まって髪のようになった水飴を取り出し、にとりの頭へ添える。 後は、軽く各部を押して調えれば。 ゆっくりつくーる『にとり』の完成である。 ゆっくり特有の掛け声を言えば、にとりは動き出す。 彼女は、食玩である自分のゆん生を精一杯生きることだろう。 さて、ではいただきます。 「ゆっくりしていってね」 おまけ 『ゆっくりつくーるCM』 (ドアップでれいむとまりさが映し出される) これはれいむ? これはまりさ? どうせ、お饅頭でしょ! (二人の子役が美味しそうに手の平サイズのれいむとまりさを頬張る) え!? グミなの? 作り方は、簡単! 練って注いで冷やすだけ! (ステップ1.2.3がさっと流れる) ゆっくりつくーる。スーパーのお菓子売り場にあるよ! (れいむ。まりさ。ちぇん。みょん。ありす。れみりゃが並んだシーン) ゆっくりつくっていってね!!! (にとりのカットインが入り) にとり新発売! アトガキ 餡子ちゃん一周年おめでとうございます。最初は餡子ちゃんへのプレゼントってことで自分で作るゆっくりSSをーってことでしたが。 どうしてこうなった。 元ネタは、ゼラチンとジュース混ぜて虫のグミ作るグミックス(GUMMIX)ってお菓子です。ゆっくりが喜びそうなお菓子です。 ソーダなメロンシャーベットですが、本人がにとり→ニトロと呼ばれるらしいのでそれっぽいやつにしました。 粉末はゆっくりの餡を乾燥粉末にさせたものなので、なんでもありのゆっくりだから形さえ調えばザオリクるんだろうと思いました。 グミも最初は、耐水性があるんじゃないかなと思ったけどグミで出来たゆっくりで良いかなぁ・・と。 えーと、この場をお借りしまして。 ディスクトップまりさを書いた方、ありがとうございます。楽しく読ませていただきました。 自分のようなアレなSSと比べて段違いに発想力豊かでもう、恥ずかしいです・・・。自分も欲しいです。卓上ゆっくり。主にやまめを。 並びに、ふたばスレでデスクトップガジェットの画像を作ってくださった方ありがとうございます。自分の想像以上のものでした。 きっと自分のパソ子さんじゃ、ブルースクリーン必至ですあはは・・・。 ご読了ありがとうございました。 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりを簡単に作れるじゃねーかww 加工所の技術SUGEEEEEEE -- 2014-09-18 00 19 31
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wikiの練習にご利用下さい。 @wikiの仕様により下の広告は消えません。 メンバー登録のススメ メンバー登録をすると編集がだいぶラクになります(編集時のcapchaによる確認が省略されます)。また、トップページの編集と、画像アップロードが可能になります。 現時点でメンバー登録は自動的に承認されております。お気軽にどうぞ。 テスト -- (管理人) 2009-04-15 22 47 48 名前 コメント すべてのコメントを見る 現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。 項目名 Wikiで対応するページ H.Ayame様作説明書へのリンク はじめに クライアント説明書/はじめに こちら 導入から入室まで クライアント説明書/導入から入室まで こちら 基本操作 クライアント説明書/基本操作 こちら 操作 - チャット クライアント説明書/操作/チャット こちら 操作 - お絵かき クライアント説明書/操作/お絵かき こちら 操作 - ファイル操作 クライアント説明書/操作/ファイル操作 こちら 操作 - 音声チャット クライアント説明書/操作/音声チャット こちら 操作 - TRPG機能 クライアント説明書/操作/TRPG機能 こちら 各種設定 クライアント説明書/各種設定 こちら その他 クライアント説明書/その他 こちら
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猫とゆっくり 6KB 虐待-普通 観察 人間なし 米印作 駄洒落はネタが尽きました ※ ※ ※ ※ ※ 猫とゆっくり ※ ※ ※ ※ ※ 動いて喋れるとはいっても、所詮はお饅頭のゆっくりは天敵に事欠かない。 生活圏の重なる人間を筆頭に、蟻や蜘蛛といった昆虫。雀やヒヨドリから鴉や鷹などの鳥たち。熊。猪。鹿。 猿。犬。蛇。亀……。 魚に食われる例も少なくないが、水中に入ること自体が致命的なのでこれは数えなくてもいいだろう。 そして、猫。 「くるにゃぁ! こっちにくるにゃぁああああっ!!」 にゃあにゃあ言っているが、これはもちろん猫の鳴き声ではない。 さらさらの金髪に赤いカチューシャを着けた、ゆっくりありすの悲痛な泣き声である。このありすは大きさ からして成体間近の子供のようだが、目前に迫る恐怖に幼児退行を起こしていた。 民家の間取りで生じた四角い空間。その一角に追いつめられたありすの目の前に、灰色の毛並みに片方の耳 だけが黒い猫が座っていた。 ありすのことを真っ正面からじーっと見つめる灰猫は、黒斑のある尻尾の先をピクピクッと小さく振りながら 目の前の獲物をどうしようか考えていた。 一息に仕留めて食べてしまうか? 「おきゃーしゃーんっ! ありしゅまだちにたくにゃいよぉっ!」 それとも狩りの練習台にするか? 「ねこしゃんにたべりゃれるにゃんていやじゃぁあああああっ!!」 耳障りな慟哭に灰猫の尻尾が大きく左右に揺れた。 ぶんぶん尻尾を振りながらスナップを利かせて右前足を一閃。 「ゆびょっ!?」 顔の中央に肉球を叩き込まれ、ありすは慟哭ごと民家の角へと押し込められた。 と、灰猫の尻尾がピンと立った。 やおらありすを押さえつける前足で、そのままありすをぐにぐにと何度も押す。 「ゆぶっ!? やめぇっ!? もっ!? ちょっ!? ゆっ!? くりぃっ!!」 ありすは押される度に悲鳴を上げるが、灰猫はその声も気にならない様子でもう一方の前足を伸ばした。 そして二本の前足でモミモミモミモミ……。 機嫌良さそうに目を細めた灰猫は、尻尾をゆらゆら揺らしながらありすを揉みしだく。 「ゆっ! ゆふっ! ゆんっ!? ゆあ…っ! ゆっ! ゆんっ! ゆっ! ゆぁあんっ!!」 一方、ありすは絶え間なく与えられる振動にすっかり陶酔していた。 振動を与えられることで容易に発情してしまう性質をゆっくりは持っている。発情したありすは灰猫への恐怖 を忘れて快楽に溺れた。もっとも、それはありすにできる精一杯の逃避だったのかも知れない。 暫くして、ありすの下腹に小さな突起がピンと突き出した。そして間を置かず、一心不乱にありすを揉む灰猫 の手によって、ありすは絶頂に上り詰めた。 「すっ! すっ! すっきりぃいいいいいっ!!」 一際大きな嬌声に驚いて灰猫の手が止まる。 そして目を瞬く灰猫の顔に、ありすの突起からピュッと飛び出た飛沫が掛かった。 それがゆっくりの生殖に用いられる濃縮された体液などと猫が知るわけもなく。灰猫は舌を伸ばして掛かった 飛沫を舐めとった。 「ゆはぁ……ゆふぅ……。ゆぅ、ねこさんにすっきりさせられちゃうなんて……」 顔以外にも掛かっていた飛沫を丁寧に舐めとっている灰猫を余所に、強制的に激情を迸らされたありすは がっくりと崩れ落ちる。 「ごめんなさい、まりさ……。ありすっ、よごされちゃった……っ!」 想うゆっくりの名を呟くありすの頬に涙が伝う。もっとも、高ぶりを放出した突起が未だに収まっていないので まったく締まらない姿ではあったけれど。 そんなありすの心情を灰猫には知る由はないし、興味もなかった。 舐めとった飛沫が美味しかった、ということ以外は灰猫の考えにない。 だから当然のように突起の先端から滴る飛沫の残滓を舐め上げた。 ザリッという不吉な音を聞いたありすが恐る恐る自らの下腹部を眺めると、そこにあったはずのものが周りの 肌ごと消え失せていた。 「………………ゆ?」 無い。 中身が零れ出すほどの傷を負ったにも関わらず、ありすの意識はそれだけを探した。 無い、無い、無い、無いッ!? 耐え難い痛みも止め処なく流出する命すらも脇に除け、ありすはただそれだけのために叫んだ。 「ありす、の……あ、ぁありすのとかいばぎゃぁあああああっ!!!」 今日一番の絶叫に、灰猫は尻尾を山なりに持ち上げた。 この時点まで、灰猫にとってありすは単なる遊び道具に過ぎなかった。だが火の付いたようなありすの大絶叫は、 間近で且つ真正面に居た灰猫の鼓膜を暴力的なまでに揺さぶった。人間であっても耳が痛くなりそうなくらいな のに、人よりも優れた聴覚を持つ猫であれば尚更である。 ただの猫であれば、すぐさま尻尾を巻いて逃げ出したに違いない。 ありすにとって不幸だったのは、灰猫が近隣一帯を縄張りに納めるボス猫だったということ。縄張り内の猫たちを 守るため、ボスの座を狙う猫どもに隙を見せないために、灰猫はどんな相手が『敵』となろうとも果敢に牙を剥いた。 再びありすを襲う、右前足の一閃。 「ゆびっ!?」 先程と違い、隠していた爪を晒した一閃はありすの頬を捕らえ、悲鳴を上げ続けていたありすの口を地面へと叩き 落とした。 そして新たな痛みを自覚したありすが身じろぎするよりも早く、灰猫の牙はありすの命を噛み砕いていた。 ※ 「……おちびちゃーん? そろそろおうちにかえるわよー?」 灰猫が今日の獲物を平らげた頃に、また一匹のありすが姿を現した。 まだ天敵の存在に気付いていないありすを横目に、灰猫は手などに着いたカスタードを舐め取っていた。そして 綺麗になった毛並みに満足すると、のっそり起き上がってありすの背後へと音もなく忍び寄った。 「おちびちゃんたらどこいったの? まったく、ママとのまちあわせにおくれるなんてとかいはじゃないわっ!」 プンプン、とまで口にしながらも、ありすは心配そうな眼差しで懸命に我が子を探していた。 そんなありすの背後に回ると、灰猫はおもむろにありすを押さえつけた。 「ゆぎゅ!? なにっ? なんなのっ!」 目を白黒させるありすの動揺など何処吹く風と、二本の前足に体重を預けた灰猫は再びモミモミとありすを揉み しだく。 何のことはない。灰猫はただ単に柔らかいゆっくりの感触が気に入っただけだった。 「ゆんっ!? だめよっ、ありすにはだーりんがいるのっ! いるの……に、ゆはぁあん! だめぇ……っ!!」 一方的に盛り上がるありすを余所に、灰猫は揉み心地だけを堪能した。 数分後。息せき切らせたありすは上気した顔に満足げな笑みを湛えて背後を振り返った。 「うしろから急におそいかかってきたわりにすごいテクニシャンねっ! いったいどんなゆっくりな……のか、 しら……ぁ?」 ありすの上気した顔が真っ青になっていく様を眺めながら、灰猫はのんびりと尻尾を縦に振っていた。 ※ ゆっくりは天敵に事欠かないなまものだ。 好奇心から玩び、狩りの練習相手として痛め付け、腹の足しにと平らげる。 そんな猫は、ゆっくりにとって恐るべき天敵の一つであった。 ※今回限りのあとがき これから米印(こめじるし)と名乗ることになりましたので、以後よろしくお願いします。 以下拙作。 ロスト 連鎖(HDDクラッシュに巻き込まれて消失) ふたば系ゆっくりいじめ 96 永遠にゆっくりするということ ふたば系ゆっくりいじめ 786 unchain ふたば系ゆっくりいじめ 839 ドン れいむ ふたば系ゆっくりいじめ 950 まりさ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 余談だが、猫はテオブロミン(チョコレートなどに含まれる)を代謝出来ないので、 見た目は猫のちぇん種は一緒に飼ってはダメ。 -- 2018-01-05 18 07 48 このありす親子は不法侵入した野良? その辺が書いてあるともっと楽しめる。 -- 2018-01-05 17 49 25 ぬこはケーキが好きなんだそうだ。脂肪分が多い食い物は効率がいいと 本能で知ってるらしい。だからケーキがあれば魚や肉より先に食べるという (そういう実証実験があった) -- 2012-09-13 13 48 27 ぬこは獲物で遊ぶからなw 脂肪分が多いカスタードとか好みそうだ。 一番標的になりそうなのは、生クリームのぱちぇだろうなーw -- 2010-12-01 21 37 32